福岡市動植物園は、福岡市内の中心、博多駅や天神駅からバスで約20分の立地にあり、深い緑に包まれた都会のオアシスとして、地元の人々にも憩いの場として親しまれています。
植物園の人気のバラ園では、約280種1,300株のバラが、春と秋の年2回 見ごろを迎えます。
春のバラ園は、花が⼤きく数も多いため、大変華やかで、秋のバラ園は花数は春より少なくなりますが、花弁が厚く花の色が濃く出るため、一輪一輪が美しく鮮やかです。
広さ約2,800平方メートルの温室では、珍しい熱帯の植物を見ることができます。植物の種類や育つ場所ごとに8つの部屋と2つの庭に分けられていて、順を追って通路を進み、2階に上がると、高いところから植物を観察することができます。
その他、ハーブ園や、水生植物園、ガーデニングのヒントになるような植物が展示されている市民花壇、約500㎡の広さを持つ大花壇などがあります。また、植物園の入口広場花壇(約190㎡)は、季節の花のフォトスポットとしても人気です。
園内にある展望台からは、晴れた日には園内はもちろん、天神や博多駅方面まで一望できます。
こどもの遊び場「展望台キッズテラス」が併設されている「展望台カフェ」があり、ゆっくりお茶を飲みながらお子様とご一緒にお楽しみいただけます。目の前のハーブ園の花々も楽しみながら。
植物園の中心にある芝生広場は、晴れた暖かい日には多くの来園者でにぎわいます。池を中心とした広さ約4,900㎡の広場は、のんびりランチライムを過ごすのに最適です。お花見シーズンには定番のソメイヨシノが咲く他、初夏には背の高いユリノキの花、秋にはどんぐりが実るカシワなど、四季折々の植栽が楽しめます。
福岡市植物園の見頃の花散策マップ、現在開花中の植物の情報や、温室の花々の見頃なども同園ホームページでチェックできます。
動物園にはアミメキリンやアムールトラ、ヒョウをはじめ約100種類の動物(2023年7月末現在)がいて、年間を通じさまざまなイベントも開催されています。また、園内の動物の種類や写真や鳴き声なども同園ホームページで見ることができます。
動物園の西門近くの一番高いところには、観覧車やメリーゴーランドがあり、こどもにも人気の遊具もあります。観覧車からは、福岡市内が一望できます。
福岡市動植物園
所在地:〒810-0037 福岡市中央区南公園1番1号
電話番号:092-531-1968
開園時間:9時00分~17時00分(入園は16時30分まで)
休園日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年始年末(12月29日~1月1日)
※3月の最終月曜は開園
https://zoo.city.fukuoka.lg.jp/
表紙写真提供:福岡市