浮羽稲荷神社

福岡県うきは市「浮羽稲荷神社」山の斜面に連なるフォトジェニックな赤い鳥居と、フルーツ王国うきはへ

福岡県の南東部に位置するうきは市は、フォトジェニックな赤い鳥居で有名な浮羽稲荷神社や季節ごとのフルーツを楽しむ事が出来る自然豊かな観光スポットです。
山の斜面に造られた階段に沿って、延々と91基(!)の赤い鳥居が連なり、その鳥居をくぐりながらひたすら登って行くと、やがて神社に辿り着きます。そして、振り返るとそこには絶景が!(社務所集会所横のあたりが見晴らしスポットです)
筑後平野や筑後川温泉、天気がよければ、原鶴温泉や遠くは甘木方面まで見渡すことができます。
見晴らしのよい景色が広がり、思わず深呼吸をしたくなります。是非、歩きやすい靴で鳥居をくぐりながらの道のりをお楽しみください。

浮羽稲荷神社は、桜や紅葉の名所としても知られています。春には桜の花が咲き乱れ、満開の桜が圧巻です。赤い鳥居を背景に、満開を過ぎた花びらが舞い落ちる頃もまた、夢のような美しさです。そのような幻想的な景色の中、100基近い鳥居をひとつひとつくぐりながら登って行くことは、またとない特別な体験となることでしょう。
桜の時期が終わり、新緑の季節もまた、新緑の輝きや筑後平野の緑が美しく、爽やかな風とともに散策が楽しめます。
秋の紅葉も素晴らしく、ほんの短い期間ですが、近くのの山が真っ赤に紅葉する時期もあります。

福岡県うきは市の城ヶ鼻公園内にあるこの浮羽稲荷神社は、連なる鳥居と絶景ビューが見どころの、うきはのパワースポットとも言われ、近年はSNS上でも有名なスポットになり、インスタ映えスポットとしても注目され、参拝者だけでなく多くの若者も訪れています。
浮羽稲荷は、伏見稲荷神社から稲倉魂の神(うがみたまのかみ、通称、稲荷大神(いなりおおかみ))、京都松尾大社から大山咋の神(おおやまぐいのかみ)、太宰府天満宮から菅原道真公の三神が祀られており、商売繁盛、五穀豊穣、酒造と健康、長命長寿、学問の神様と言われています。

また、うきは市は「フルーツ王国うきは」とも呼ばれ、1月には苺、7月には桃やブルーベリー、8月からはぶどうや梨、10月からは柿、というように1年中フルーツが楽しめます。
近隣のカフェでは、季節のフルーツパフェ(例えば、まるごとの桃がそのまま乗ったパフェなど)や、うきはのフルーツを用いたフルーツサンドを提供しているところも少なくありません。
ぜひ足を延ばしてカフェ巡りも楽しまれてはいかがでしょう?

JR久大本線 うきは駅から徒歩約30分
浮羽稲荷神社
所在地:〒839-1411 福岡県うきは市浮羽町流川1513-9
電話番号:0943-76-3980(観光会館 土蔵(くら))
https://ukiha-inari.jp/

表紙写真提供:福岡県観光連盟