三池港光の航路

「三池港」に年に2回だけ出現する奇跡の絶景「光の航路」

2015年に世界文化遺産に登録された三池港では、年に2回、1月と11月だけ見る事が出来る「奇跡の絶景」があります。
三池港の航路先端から閘門(こうもん)※を抜け三池港展望所まで、ほぼ一直線に現れる「光の航路」。
日没の方角が北を0度として東回りに247度となる約1週間、ハチドリのクチバシのような長い航路先端から、閘門の中心を通って夕日がまっすぐに伸び「光の航路」となります。
(※水位の高低差の大きい運河や河川などで、船舶を通過させるために水を調節する役割があります。)
また、三池港展望所は、美しい夕日のデートスポットでもあり、また、周辺の工場群と合わせ撮影スポットとしても人気です。
1908年の三池港の開港により、直接、三池港から海外へ石炭の輸出が可能となり、三池炭鉱躍進の一翼を担いました。遠浅で干満の差が大きい(最大6m)有明海で、渠内(ドック)の水位を一定に保つための閘門は現在も稼働しています。
三池港は、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産で、大牟田市には、三池港をはじめ、宮原坑、三池炭鉱専用鉄道敷跡など、近代化の足跡を感じることができる産業遺産が数多く残っています。

その他、大牟田市には「大牟田市動物園」や、夏には筑後地区を代表する夏まつり”おおむた「大蛇山」まつり”などがあります。
また、「おおむたグルメ」を語る上で外せないお好み焼きをはじめ、大牟田ラーメンや洋風カツ丼など、「ご当地のグルメ」もぜひ楽しんでみてはいかがでしょう。
特産である三池高菜の高菜漬け、大粒で糖度の高い巨峰、潮風と太陽の恵みを受けた早生みかん、福岡県下で一番早く出荷されるたけのこ、磯の香り漂う有明海ののりなど、豊かな自然が育んだ産物もたくさんあります。
また、海を隔てた長崎県島原市への定期航路もあり、三池港から長崎県島原市まで約50分です。県をまたいで、島原城巡りなど、景色や空気も変わる自在な九州の旅も楽しめます。あなただけの旅をデザインして、ぜひ九州の魅力をたっぷり味わってみてください。

三池港展望所
所在地:〒836-0061 福岡県大牟田市新港町1 
電話番号:0944-41-2750(大牟田市観光おもてなし課)

大牟田市公式観光サイト(詳細データは2024年のものです)
https://one-plate.city.omuta.lg.jp/spots/detail/aa318bca-0ea4-47e8-8417-16afc32fef3a
三池港 http://www.miikeport.jp/index.php